(CNN) 英ロンドンの老舗玩具店ハムリーズがクリスマスを前に、「男の子」と「女の子」の分類を廃止した。これに先立ちブロガーの女性が、玩具売り場をブルーとピンクに塗り分けて男女を区別するのは性差別に当たると主張して批判キャンペーンを展開していた。 ロンドンのリージェントストリートにあるハムリーズの本店ではこれまで、アクションフィギュア人形や戦闘系の玩具などを売る5階はブルーの「男の子」の案内表示、人形やクラフトグッズを販売する3階はピンクの「女の子」の案内表示があった。 これに対して男女差別廃止を訴えるローラ・ネルソンさんが10月にブログで批判を展開し、同店は「ジェンダーアパルトヘイト(性別隔離政策)」を推進しているとやり玉に挙げた。 神経科学の専門家でもあるネルソンさんは、科学や経営の分野でリーダーシップを発揮する女性が少ないのは、玩具の選択によって男女の固定的な役割が刷り込まれているた