われわれの生活は微生物に依存しているところがある。とくに、有機物を分解し、なまごみを堆肥にしてくれる微生物が有用であることはまちがいない。そのような有用な微生物を選んで育てる活動は奨励したい。しかし、「有用」は、どういう目的に有用かをあわせて考えなければ意味がない。あらゆる目的に有用などというものはない。 ところが、「有用微生物群」、英語を略して「EM」というものが万能であるかのような宣伝がされることがある。これは、名桜大学教授(もと琉球大学教授)の比嘉照夫氏の提唱によるものだ。 Wikipedia日本語版の「有用微生物群」 (2012-08-11現在) の初めの部分には次のように書かれている。 有用微生物群(ゆうようびせいぶつぐん、EM、Effective Microorganisms)とは、1982年に琉球大学農学部教授比嘉照夫が、農業分野での土壌改良用として開発した微生物資材の名称。
今回は、日本の林業・製材業が抱える問題を紹介し、木質バイオマス発電が果たす役割について考察する。バイオマス発電は、林業が再生するための切り札になるとともに、再エネ発電がもつもう一つの大きな可能性を示すものである。 木材生産額はピーク時の2割に まず、日本の林業の状況を概観する。2010年の日本の木材需要は、7025万立方メートルである。内訳は、製材用材35%、パルプ・チップ用材45%、合板用材13%、その他7%である。長期的にみると、戦後復興期、高度成長期に増加し、1973年にはピークとなる1億1800万立方メートルに達した。しかし、2度の石油危機で減少に転じ、バブル崩壊後でさらに減少した。リーマンショック後の2009年は6300万立方メートルとボトムを記録する。2010年は回復したがピーク時の6割弱に留まる。製材用材の8割は建築用であるが、ピーク時の3分の1しかない。木造住宅の着工戸数は
斗ヶ沢秀俊(4月からの職を探しています) @hidetoga ただいま、毎日新聞東京本社編集編成局に、「EM菌報道に関する提言」を提出しました。以前、「1カ月以内をめどに、EM菌宣伝報道をしないよう、社内に問題提起する」とツイッターで宣言しましたが、それを実行しました。 2012-08-20 16:59:23 斗ヶ沢秀俊(4月からの職を探しています) @hidetoga 「EM菌報道に関する提言」ではまず、EM菌についての記事が主に地方版で年間10件ほど掲載されており、その大半は「河川浄化のためにEM菌を投入」といった記事であり、批判的な記事は少ない(過去5年間に掲載された50件中わずか2件)という現状を記しました。 2012-08-20 17:03:01 斗ヶ沢秀俊(4月からの職を探しています) @hidetoga 「EM菌河川投入」の活動は、「子どもや市民団体」が「微生物の働き」に期待
続き おにぎり食中毒を聞いた事が無いという医師の意見について - Interdisciplinaryの続きです。 前のエントリーのコメント欄を見れば解るように、onodekita氏は、製造後に菌が増殖して食中毒が起こった事自体を疑っているようです。そして、次のようなつぶやきを書いています。まずonodekita氏のつぶやきを貼り、次に、onodekita氏が賛同していると思われるRT(twitterでの公式転載機能)先のつぶやきを貼ります。 つぶやき群 ここからonodekita氏のつぶやき。 おにぎりが犯人ではないんだろう。断定するのが早過ぎる。何か変な食材が混ざっていたんだろうな。 http://twitter.com/onodekita/status/237867903528103936 食中毒が起こるほど菌が増殖しているんだったら、だれがみても腐っているとわかるはず。少々腐ったご飯
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