8月30日、 ソニーは、従来のHDテレビの約4倍の解像度を持つ「4K」と呼ばれる高画質の大型液晶テレビを世界市場で年内に順次発売すると発表した。写真は6月、都内で撮影(2012年 ロイター/Yuriko Nakao) [東京 30日 ロイター] ソニー<6758.T>は30日、従来のフルハイビジョン(HD)テレビの約4倍の解像度を持つ「4K」と呼ばれる高画質の大型液晶テレビを世界市場で年内に順次発売すると発表した。ソニーが4Kテレビを発売するのは初めて。 画面サイズは84型で、欧州での販売価格は2万5000ユーロ(約246万円)。日本での価格は未定。4Kの映像では、従来のフルHDテレビよりきめ細かい映像を大画面で表示することができるほか、高音質で迫力あるサウンドを実現できるのが特徴という。 低価格化が進むテレビ市場だが、付加価値商品の投入で富裕層を開拓する。「4K」は映画館向けプロジェクタ