消費者庁が入居する民間ビルの年間8億円の賃料が高すぎると批判されている問題で、福島消費者相は15日、記者会見し、「賃料を年間1億5300万円減額し、来年度以降も現在のビルにとどまる」と発表した。 同庁は現在、ビルの4〜6階のフロアを使用しているが、4階と5階の一部を返上して賃料を減額することで、ビル所有会社と合意したという。福島消費者相は、4年後に建て替え予定の内閣府への入居を検討していることを踏まえ、「引っ越し費用などを考えれば、4年間で6億円減額する方が、国民の負担が軽減できると考えた」と述べた。