データセット内の項目へのアクセス DataGridコントロールに連結するだけですべての業務が済めば楽なのだが、実際にはデータセット内の個々の実データを読み書きする必要が出てくる。このため、データセットを構成するオブジェクト階層は熟知しておかなければならない。少々ややこしいが「データセットの基本構造」で示した図も参照しながら、以下の解説を読んでいただきたい。 ■DataSetクラスのTablesプロパティ 今回は利用していないが、1つのデータセットには複数のテーブル(複数のselect文の実行結果)を格納することができる。つまり複数のDataTableオブジェクトへの参照を保持することができ、DataSetクラスのTablesプロパティによりそれにアクセスできる。 TablesプロパティにはDataTableCollectionクラスのオブジェクトがセットされている。このクラスでは、インデク