今年になって、東京MXTVでは、『怪奇大作戦』の深夜再放送なんてイキなことをしてくれたが、さらに、懐かしの堺正章・夏目雅子版『西遊記』『西遊記II』(1979〜80年 日本テレビ系)なんてものを再放送してくれてた。 さてこの『西遊記』、この見返してみると、特に『II』になって、玉竜(三蔵法師の白馬。演じてるのは藤村俊二)が登場して以降特によくあるパターンなのが、旅の途中で、八戒やら玉竜が、現地で知り合った娘に横恋慕するんだが、その娘というのは、恋人が妖怪にさらわれただの何だので、結局、迷った末に人助けしてやる(大抵、堺演じる悟空は、最初はバカにしてるのだが、最後は手伝ってやる)という展開で、2、3回に一回は、この手の話をやってるような気がする。 重要なのは、劇中で八戒や玉竜がいっくら美少女を助けても、彼らはまったく非モテ男役が確定していて(大抵、美少女にはイケメンの恋人がいるのだから)、一