コインを投げると、試行結果は基本的に「表」か「裏」かの2通りだけですよね。 ※試行:コイン投げのように同じ条件で何度も繰り返す事ができ、その結果が偶然により決まる実験・観測のこと このように、試行結果が「〇 か × か」や「成功か失敗か」といった2種類しかない試行のことを、統計学ではベルヌーイ試行と呼びます。 ここで「互いに独立したベルヌーイ試行を n 回行ったときにある事象が何回起こるかの確率分布」のことを、二項分布と言います。※英語では Binomial Distribution たとえば、 「30%の確率で表が出る特殊なコインを 4 回投げたときに、表が k 回でる確率の分布」 「サイコロを200回投げたときに、1の目が k 回でる確率の分布」 などが二項分布にあたります。 エクセルでは、BINOM.DIST関数で求められます。 二項分布は、その定義や数式をみるとややこしく感じるかも
