みちびき2号、打ち上げ成功=日本版GPS、4基体制へ-測位精度が向上・H2Aで 三菱重工業と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は1日午前9時17分、日本版GPS(全地球測位システム)の実現を目指す政府の準天頂衛星「みちびき」2号機を、鹿児島県・種子島宇宙センターからH2Aロケット34号機で打ち上げた。みちびき2号は約28分後にロケットから切り離され、予定の軌道に投入された。打ち上げは成功した。 〔写真特集〕ロケット発射 リフトオフ! 準天頂衛星「みちびき」2号機を搭載し、打ち上げられるH2Aロケット34号機=1日午前9時17分、鹿児島県・種子島宇宙センター みちびきは米国のGPSを補完する日本独自の測位衛星。GPSの測位情報を補正して誤差を1メートル程度に縮小するほか、国土地理院が全国に設置した電子基準点と連携し、数センチ~数十センチ単位の精密測位を実現する。GPSと異なり、日本のほぼ真上(