リニア中央新幹線の早期実現を目指す県期成同盟会(会長・横内正明知事)は7日、JR東海を招き、リニア中央新幹線の計画の現状などについての説明を受けた。 説明会には、県内18市町村の首長ら約230人が参加した。 政権交代を受け、質疑では保坂武・甲斐市長が「高速道路が無料になれば、JR東海の売り上げが変わる心配がある」と質問。宇野護・JR東海執行役員は「しっかりと経営し、リニアの財源を確保する。景気は低迷しているが、このような状態が続くとは思ってない」と回答した。 一方、県内に1駅設置される見込みの中間駅について、場所の決定時期や費用負担についての質問が相次いだが、宇野氏は「整備計画の決定後、できるだけ速やかに発表する」「負担は(地元に)お願いしたい」と答えるにとどまった。 峡東圏域リニア中央新幹線駅誘致推進協議会の会長を務める荻野正直・笛吹市長は「計画は順調だと感じた」と話す一方、中間駅の地元