自民党の下村博文総裁特別補佐が、ドナルド・トランプ氏が快進撃を続けている米大統領選の予備選などについて語った。 --トランプ大統領の誕生に現実味も 「米国の多くの人たちもトランプ人気は途中で消えると予想していたが、共和党の指名候補になる可能性が大きい。(トランプ大統領が)あり得るという前提で考える段階に入ってきた」 --トランプ氏は日米安全保障条約を「不公平だ」と 「日米安保条約は片務的かもしれないが、日本に米軍基地を置くことは、日本を守るということではなく、米国が世界でのプレゼンスの中で必要不可欠と判断してやっている。トランプ氏が大統領になってそうした暴言を繰り返すことはあり得ないと思う。誰が大統領になっても、日米関係は基軸なので、日本は対米追従的に受け身ではなく、安定的な日米関係の維持に積極的に対処せねばならない」 --人気の背景は 「格差の広がりや外交面でのオバマ政権への怒りが根底に