今年芥川賞を受賞した「スクラップ・アンド・ビルド」(羽田圭介/文藝春秋)と「火花」(又吉直樹/文藝春秋)。その2作品が“耳で読む”オーディオブックとなって登場した。 このうち、スクラップ・アンド・ビルドは複数キャストによるドラマ形式となっているが、そこで朗読を務めたのが、今注目の若手声優のひとり、武内駿輔さんだ。 アニメ「アイドルマスター シンデレラガールズ」のプロデューサー役で見せた高校生とは思えないつややかなバリトンボイスで一躍注目を浴びた武内さん。今回のオーディオブックへの挑戦、そして自身のこれまでとこれからを聞いた。まずはその渋い声を動画でどうぞ。 武内さんによるオーディオブック版「スクラップ・アンド・ビルド」の紹介 人に喜んで頂けることが、自分の喜び 武内駿輔さん ―― 武内駿輔という人間を一言で表すとしたら? 武内 「人に喜んで頂けることが、自分の喜びだと感じる」人間。自分の力