防衛相答弁で一時中断=次期戦闘機めぐり自民反発−参院予算委 防衛相答弁で一時中断=次期戦闘機めぐり自民反発−参院予算委 12日午前の参院予算委員会で、政府が次期主力戦闘機(FX)に選定したF35戦闘機に関する田中直紀防衛相の答弁に自民党が反発し、約15分間、審議が中断する場面があった。 F35は米メーカーの開発の遅れなどの影響で価格高騰が懸念されている。予算委で自民党の山本一太氏は、先行調達する4機分の経費として、2012年度予算案に395億円が計上されていることを踏まえ、「1機99億円以上になれば購入をやめるのか」とただした。 これに対し、防衛相は「運用を含めると600億円の予算を組んでいる。その範囲内で4機を購入していきたい」と答弁。予算案には395億円とは別に、訓練シミュレーター整備費などで205億円が計上されており、防衛相はこれを含めた金額に言及した。 1機150億円までなら