厚生労働省、大量調理施設衛生管理マニュアル http://www.mhlw.go.jp/topics/syokuchu/kanren/yobou/dl/manual.pdf 焼き肉屋で提供された生肉料理による腸管出血性大腸菌食中毒事件発生からしばらく経ちましたが、その後もヨーロッパでの大規模食中毒が話題になりました。この菌による食中毒の発生頻度はサルモネラや腸炎ビブリオなどに比べると少ないものの、重篤な症状をきたす危険性が高く、発生を予防する為の対策はとても重要と考えられるでしょう。 このようなタイプの食中毒に特に気をつけなければならないのは大量調理施設*1であると思います。特定の食材が汚染されていた場合に、同じ献立で多人数に提供する給食の形態では事件が大規模化しやすいからです。集団給食で提供した食べ物が腸管出血性大腸菌に汚染されたとすれば、多くの方を命の危険に晒すことになります。なので、