2019年に男子学生が自殺した、道立江差高等看護学院のパワハラを巡る問題で、 道の第三者委員会は教員3人による4件のパワハラを認め、自殺に関連したと結論づけました。 (第三者調査委員会 須田布美子座長)「教員から適切な指導が受けられなかったことを苦にして、 最終的にはパワーハラスメントがさらに今後も続くのではないかと予想したことによって、 自死を選択したのではないかと私どもは考えました」 2019年に自殺した道立江差高等看護学院の男子学生について、第三者委員会は遺族や元学生、 元教職員ら合わせて15人に聞き取り調査を行いました。 第三者委員会は、男子学生がレポートの提出が1分遅れただけで教員に受け取ってもらえず留年に至ったことなど、 教員3人による4件のパワハラを認定し、自殺に関連したと結論づけました。 道は「遺族に深く謝罪し誠意をもって対応する」とコメントしています。