近年、復調の兆しを見せる「Android搭載タブレット」端末。一時期は廉価な商品群しかなかったものが、ここ1年ほどでハイエンド端末に並ぶ商品がXiaomiやOPPOなどの中国メーカーから現れた。 その一方で、コロナ禍におけるリモートワーク等の法人需要、ICT教育に題される教育分野の需要が抑え込まれたことから、2022度はタブレット端末に関してはマイナス成長となっているメーカーが多いようだ。 そのような事情ながら中国メーカーがこれだけの機種を出してこれる点は、少々不思議なものを感じる。今回は、各社がなぜこのような商品展開を行うのか、考えてみることにする。 Androidタブレット端末が数を減らした理由にある「Chrome OS」の存在 中国メーカーを中心にAndroidタブレット端末が復調。コロナ禍における需要拡大が要因か 大画面に最適化されたAndroid OSの登場もタブレットには追い風