【おはよう短編小説】私は社蓄と呼ばれようと、ブスと呼ばれようと、怖いといわれようと、仕事のために生きています。仕事が楽しいんです。22歳で大学を卒業してから入りたかった一流企業に何の苦労もなく就職できました。 日本では恐縮したり控えめな態度をとることが美徳とされているようですが、私は正直に言います。私が簡単に志望する一流企業に入れたのは、私の学力と仕事に対するスタンスのレベルが高かったからだと思います。私の年齢は28歳で、給料は手取りで43万円ほどになります。残業代も含めると手取り65万円くらいです。 私はとてもこの会社が好きです。私が好きなようにさせてくれるし、それで会社に利益をもたらしていますから、会社と私は良い関係を築いているのです。しかし、ひとつだけ嫌な点があります。それは、ろくに将来を考えていない脳味噌スイーツ女がどんどん就職して入社してくることです。 将来を考えていたとしても、