7日午前7時25分ごろ、福岡県久留米市山川町の建設会社「小林建設」の事務所トイレの窓が割れているのを出勤してきた男性社員が見つけ110番した。駆け付けた県警久留米署員が調べたところ、トイレ内で手投げ弾のようなもの1個が見つかった。爆発はしておらず、けが人はなかった。県警は何者かが投げ込んだとみて爆発物取締罰則違反容疑で調べている。 同署によると、小林建設は、昨年10月に久留米市内の土木・建築業界の5組合(約140社)で発足した「久留米地区土木・建築業暴力団等排除連絡協議会」に加盟。社長は同協議会の幹事を務めており、同署は事件との関連を慎重に調べる。 同署によると、手投げ弾はパイナップル形で安全ピンのようなものがついており、爆発せずに、事務所1階にあるトイレの床に落ちていた。前日の6日午後10時半ごろに社員が帰宅する際は異常はなく、出勤してきた今朝までの間に何者かが事務所の外側から投げ、