■外国人にはどうしてもひっかかる「当たり前のやりとり」 セリフAを言われたらセリフBで返す・・・どの国にも決まった会話のパターンが存在していると思います。ところが、その国の人にとってごく当たり前に聞こえるそれらの会話は、外国人にとっては必ずしも自然に聞こえるとは限りません。実は、日本人が普通に使う会話のパターンの中でも、ロシア人が違和感を覚えるものがたくさんあります。(その逆もあるでしょうけれども、ロシア人の私にとってはちょっと気づきにくいです。)そして、今日はロシア人が違和感を覚える日本語の会話のパターンのうち一つ取り上げたいと思います。 息子のゆうき(当時ゼロ歳の赤ちゃん)が日本の保育園に通っていたときのこと。ある日お迎えに行くと、保健師さんが出てきて、ゆうきが離乳食のみかんをいやがって食べなかったことを話してくれました。どうもゆうきはみかんをぺーして、大泣きしたそうです。舌を拭いても