昨年の4月に、今勤務している「宮城大学 食産業学部 フードビジネス学科」に異動してきて、はや1年が経ちました。 新しい環境に身を置き、これまでに経験したことのないフレッシュな体験をいろいろとしました。1年を通してみて、宮城大の食産業学部は、私にとってかなりエキサイティングな職場でした。「食」マニアを自称する自分にとっては、「鼻血が出るほど」という形容詞を使ってもいいほどです。 このブログは私の忘備録ですので、着任1年目の新鮮な気持ちを、忘れないうちに簡単にまとめてみることにします。 私が他大学から宮城大に移ってきた理由の一つに、全国で唯一の看板を掲げている「食産業学部」の理念に非常に興味を持ったことがあります。特に、所属する「フードビジネス学科」の理念に、「文理融合」というものがあります。 フードビジネス学科は、現代社会の強いニーズに対応し、これまでの「食」に関連する教育・研究組織とは異な