擬似乱数の発生系列を変更する 【書式】 #include <stdlib.h> void srand(unsigned seed); 【説明】 乱数とは、要は「でたらめな値」ですが、コンピュータ内ではある規則に従って「でたらめな値」を生成しています。これを擬似乱数と言い、C言語では rand関数を使って発生させます。 srand関数は rand関数で発生させる擬似乱数の発生系列を変更します。srand関数の引数seedに同じ数値を与えると、rand関数は同じ繰返しで擬似乱数を発生させます。たとえば、下の使用例1では同じ seed で10回 srand関数を呼んでいますが、結果を見ると、10回とも同じ繰返しでrand関数は擬似乱数を発生させています。 また、srand関数を呼ばずにrand関数を実行した場合には、srand関数でseedに1を設定したことと同じになり、プログラムを何度実行して