1秒間に30回の高速で羽根を動かし、空中を羽ばたくことのできる「ハチドリ型ロボット」を披露する開発者の劉浩(Hiroshi Liu)千葉大学(Chiba University)教授(2009年12月28日撮影)。(c)AFP/Yoshikazu TSUNO 【12月28日 AFP】超小型モーターによって1秒間に30回という高速で羽根を動かし、空中で羽ばたくことのできる「ハチドリ型ロボット」を千葉大学(Chiba University)の劉浩(Hiroshi Liu)教授(46)らのチームが開発した。 ハチドリとほぼ同じ大きさで重さは2.6グラム、翼は4枚。搭載している赤外線センサーによって上下左右に向きを変えたり、回転翼を使った8の字飛行はヘリコプターよりも安定しているという。 劉教授は、実際の生物から着想を得たロボットの開発を専門にしてきた。製作過程では、まずは自然の生物形態から有効なメ