「産業技術総合研究所」の主任研究員の中国人の男が警視庁公安部に逮捕されました。逮捕されたのは茨城県つくば市の国立研究開発法人「産業技術総合研究所」の主任研究員・権恒道容疑者(59)です。権容疑者は2018…
水素エンジン「数年で開発にめど」 二輪の試作車完成―日高ヤマハ発動機社長 2022年12月23日07時08分 報道各社のインタビューに応じるヤマハ発動機の日高祥博社長=21日、静岡県磐田市 ヤマハ発動機の日高祥博社長は22日までに、時事通信などとのインタビューに応じ、水素エンジンを搭載した二輪車の試作車が完成したことを明らかにした。水素インフラの整備など実用化に向けた課題は多いが、「数年で開発にめどは立つ」との見通しを示した。 ヤマハ発動機、インフレ手当5万円 日高社長、春闘でも「適切な昇給」 脱炭素化の動きは二輪車業界でも加速し、同社はスクーターなどを中心に電気自動車(EV)モデルを市場に投入している。ただ、熱心な愛好家が好む大型ツーリングバイクは「趣味性が強く、バッテリーを積むのでは(商品として)成立しない」と分析。迫力のあるエンジン音や振動を含め五感で楽しむ大型二輪の脱炭素化には水素
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合成に成功した貴金属8元素。写真に添えられているのは元素記号と原子番号=創元社提供(「世界で一番美しい元素図鑑」より) 金や銀、白金(プラチナ)など貴金属と呼ばれる8種類の元素を全て混ぜた合金の開発に世界で初めて成功したと、京都大などの研究チームが米国化学会誌に発表した。水から電気分解で水素を製造する触媒として、既存の白金と比べ10倍以上の性能があるといい、研究チームは「青銅器時代から約5000年間、誰も成功しなかった夢の合金ができた。エネルギー問題の解決にもつながる可能性がある」と期待する。 8元素は他にパラジウム、ロジウム、イリジウム、ルテニウム、オスミウム。いずれも希少で耐腐食性がある。水と油のように混ざらない組み合わせがあり、全て合わせるのは困難と考えられてきた。
脱炭素社会の実現のために、藻類バイオマス燃料が再び注目を集め始めている。そのうえロシアのウクライナ侵攻による深刻なエネルギー危機で、その存在感はさらに強くなるはずだ。筑波大学研究フェローでMoBiolテクノロジーズ会長の渡邉信氏は、この15年、藻類によるバイオマスエネルギーの研究に傾注してきた。10年ほど前「日本を産油国にする」と宣言して顰蹙を買ったという、藻類バイオマス燃料研究の第一人者に、その特性と研究の現況を聞いた――。 穀物エネルギーの300~800倍の生産能力 藻類は、地球上最古の生物のひとつで、地球の大気をつくったと言われ、昆布やワカメなど大きなものから、湖沼などにいる微少な藻類まで含めると、これまで分類されたものだけでも約4万種類も存在しています。その中からいくつかの微細藻類をピックアップし、高温高圧で処理することによってバイオ原油を生産しようというのがわれわれの研究です。
尿素フリーに固執したことが遠因か? 排ガスレベル未達が誇り高きエンジニア達を狂わせた!! 【日野自動車不正問題】 さあ、日野自動車の不正問題の核心に迫ろう! 注目しなければならないのがHC-SCRという排ガスの後処理装置だ。 尿素を使わないので、定期的に尿素水を補給する手間も費用も要らず、装置も軽量コンパクトでリーズナブル。まるで良いことづくめの日野独自の開発技術は、数々の技術賞に輝き、エンジニアの誇りとなった。 しかし、どうしても平成28年排ガス規制のレベルを達成することができない! ここからすべての歯車が狂い出したのだ。 以下、日野の不正問題を時系列で追うと見えてくるものの実態に迫りたい。 文/フルロード編集部 写真/フルロード編集部・多賀まりお・日野自動車 【画像ギャラリー】世界トップレベルの排ガス規制に苦心!? 不正の背景にあるHC-SCRとは?(7枚)画像ギャラリー 発端は北米の
非常に低い温度まで冷やしたとき、物質は電気抵抗がゼロになる超電導現象を起こします。 このとき回路を閉じることができれば、そこには外部からの電流供給なしで永遠に電気が流れ続ける「永久電流」を作り出すことができます。 ただ、永久電流は理論上は可能だとしても、実際はスイッチなどの接合部分まで超電導状態を維持しなければならないため、実現は非常に困難な技術です。 しかし、理化学研究所ら研究チームは2018年にこれを実現し、さらにそれから約2年間永久電流を安定的に維持し続けることに世界で初めて成功しています。 これまで数日間の永久電流保持の報告はありましたが、年単位でこれを実現させ、観察した研究はこれが初めてです。 この成果は、超伝導理論や技術に関する科学雑誌『Superconductor Science and Technology』に2021年9月17日付で掲載されています。
This content is brought to you by our partner. It does not necessarily reflect the views of National Geographic or its editorial staff. 1877年、トーマス・エジソンは蓄音機を発明し、自分の声を録音して再生した世界初の人物となった。そして1895年、エジソン社は映像と音を同期させた最初期の映画を生み出した。 これは、男性がバイオリンを演奏し、他の2人が近くで踊る17秒の作品だ。このように、映像と音を記録して高い再現度で再生することは、125年前から可能だった。しかし、食べ物や飲み物の味を記録して再現する方法は、明治大学 総合数理学部の宮下芳明先生が開発した「味ディスプレイ」が登場する昨年まで、これまでの人類史上存在しなかった。宮下先生の発明は「21世紀の蓄
JAXA=宇宙航空研究開発機構や防衛関連の企業など日本のおよそ200にのぼる研究機関や会社が大規模なサイバー攻撃を受け、警察当局の捜査で中国人民解放軍の指示を受けたハッカー集団によるものとみられることが分かりました。 警視庁は、日本に滞在していた中国共産党員の男がサイバー攻撃に使われたレンタルサーバーを偽名で契約したとして、20日にも書類送検する方針です。 捜査関係者によりますと、JAXA=宇宙航空研究開発機構が2016年にサイバー攻撃を受けていたことがわかり、警視庁が捜査したところ、日本国内にあるレンタルサーバーが使われ、当時日本に滞在していたシステムエンジニアで中国共産党員の30代の男が、5回にわたって偽名で契約していたことが分かりました。 サーバーを使うためのIDなどは、オンラインサイトを通じて「Tick」とよばれる中国のハッカー集団に渡ったということです。 また、中国人民解放軍のサ
吉村“ポップ”秀雄は、世界二輪車史を語る上で欠かせない重要人物である。 排気効率に優れた集合マフラーを開発し、世界各地の名だたる二輪車レースをチューニングの技術一本で制覇した。ヨシムラの登場以前の二輪車レースとは、大手メーカーがラボの中で完成させたマシンを思う存分に走らせる「巨大な実験場」だったが、ヨシムラのメカニックチームはレース直前にピットの中でマシンを改造してしまう。 70年代、既にアメリカでは「ヨシムラの改造したマシンは規格外のパワーを帯びる」ということが知れ渡っていた。我々現代人もよく知っている片仮名の「ヨシムラ」というロゴは、「アメリカ人が唯一読める日本語」と言われるほどだった。が、そのロゴは一時期、ヨシムラの知名度だけを狙う詐欺師の手に握られてしまった——。 エンジン家族のアメリカ進出 1969年、NHKは『ある人生』というドキュメンタリーシリーズ番組で吉村一家を取り上げた。
ピアノの調律士さんが書いた同名の本からの受け売りです。ピアノはヨーロッパで生まれたピアノは元々チェンバロ(ハープシコード)が親になりますが、そのボディーは木目か緑色や赤色に塗られ、ボディーに金色の装飾を施したものがほとんどで黒いものは殆どありません。 ピアノはその後どんどん進化して行くわけですが、ボディーの色は一貫して木目だったようです。ヨーロッパの人々はこうしたピアノの色と外装の歴史を200年にもわたって見て来ました。だからヨーロッパではピアノは木目のものと言うのが常識になったようです。 ところで日本で出来た初期の黒塗りピアノの塗料には殆どの場合、日本の伝統工芸の漆(ウルシ)が使われていました。湿気の多い日本ではヨーロッパと同じ木目仕上げは適さないと考えられたのかも知れません。しかもピアノは超高級品ですので、漆だったら湿気に強く高級感もあって、正にうってつけの塗料だった訳です。これが、日
遺伝子を自在に操作できる「ゲノム編集」の技術を使って開発された、血圧を下げるとされる成分を多く含むトマトについて、厚生労働省の専門家会議は11日、国内初の「ゲノム編集食品」として販売の届け出を認め、今後、ゲノム編集食品の流通が始まる見通しとなりました。 販売の届け出が認められたのは、ゲノム編集の技術を使って遺伝子を操作し、血圧を下げるとされる「GABA」と呼ばれるアミノ酸を多く含むようにしたトマトで、筑波大学とこのトマトの販売を目指す企業が共同で開発しました。 厚生労働省の専門家会議はこのトマトについて、本来、トマトが持たない遺伝子が入っていないことや、アレルギーの原因物質や毒性がある物質が増えていないことなどが確認されたとして、11日の会議で国内初のゲノム編集食品として販売の届け出を認めました。 別の生き物の遺伝子など本来その作物が持たない外来の遺伝子を入れた遺伝子組み換え食品を販売する
三菱重工業が国産初のジェット旅客機スペースジェット(旧MRJ)の開発費や人員を大幅に削減し、事業を凍結する方向で最終調整していることが22日、複数の関係者への取材で分かった。新型コロナウイルスの流行が直撃し、納入先の航空会社の需要回復が当面見込めないと判断した。巨額の開発費を投じ、官民で約半世紀ぶりの国産旅客機を目指したが、ノウハウ不足で6度納期を延期していた。国の産業政策にも大きな打撃となりそうだ。 30日に発表する中期経営計画で詳細を説明する。今後は航空需要の動向を見ながら、事業を再開するかどうかを検討するとみられる。
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