【書評】こんな僕でも社長になれた 家入一真 著 以前、読んだ堀江貴文氏の書籍で紹介されていた書籍を読んでみた。 大変、失礼な表現で恐縮だが、なんでも器用にこなす男が順風満帆に会社を立ちあげ、成功していくサクセスストーリー!ではない。 ハッキリ言うと「どん底からの這い上がった社長のサクセスストーリー」がしっくりくる内容だ。 僕は、社長というのは元から頭の良い天才型か秀才型の選ばれし者がやっているのだと思ってきた。 しかし、家入氏は、「もともと素質あったから」なんて一言で言えないほど、困難な道を歩んでこられたことが分かる。 今でこそ社長となっている家入氏だが、裕福とは言えない家で育ち、あることをきっかけに登校拒否になってしまう。 高校を中退し、押し入れでの引きこもり生活を3年もしていたというのだから驚きだ。 身近にも、引きこもりになった方がいたが、そこから脱出することは周囲が思っている以上に難