クルマでの外出先でお酒を飲んだ場合などに、そのクルマを家まで運転してくれる「運転代行」の料金は、地域ごと、業者ごとに大きな差があります。同業者の協会も「一律に定められない」という背景には、何があるのでしょうか。 地域によっては初乗りで2000円以上の差も クルマでの外出先でお酒を飲んだ場合などに、そのクルマを家まで運転してくれるサービス「運転代行」。公益社団法人の全国運転代行協会(東京都中央区)によると、交通手段の主体がクルマである地方都市を中心に発達したものだそうです。 運転代行では、代行ドライバーが運転する顧客のクルマを、「随伴車」が追いかけることが多い。写真はイメージ(写真:photolibrary)。 運転代行は通常、ドライバーが2人1組になって行動し、ひとりが利用客のクルマを、もうひとりが「随伴車」と呼ばれる代行ドライバーを送迎するためのクルマを運転して、顧客を目的地まで送り届け