順調にスターダムにのし上がってきた“卓球王子”の身に、あるトラブルが降り掛かっている。東京五輪開幕まで残り1年を切った重要な時期だ。不運なのか、それとも身から出た錆か。当事者たちの話を聞いた。 「あまり感情を表に出さないタイプの水谷さんが、この夏は暗い表情ばかり浮かべていました。親しい人によれば、弁護士や警察にまで相談するような悩み事があったとか」 卓球選手の水谷隼(30才)の知人は、彼の変化をこう明かす。 17才で全日本選手権を当時最年少で制覇。以来、卓球界を牽引し、リオデジャネイロ五輪では団体銀メダルに貢献。個人でも、シングルスで男女通じて日本初となる銅メダルを獲得した水谷。 来年の東京五輪でもメダル獲得が期待されている彼は、人知れず男女トラブルに巻き込まれていた。 発端は都内の会員制ラウンジ『X』だった。ラウンジとは、キャバクラやクラブのような「夜の飲食業」の1つだが、会員制を謳う高