今回は、“初めてRFM分析をする”と想定して、具体的に分析過程を練習してみましょう。 ※なお、ざっくりとした分析方法は「具体的なRFM分析の方法(超基本例)」を参照してください。 「具体的なRFM分析の方法(超基本例)」では、どのラインで線引きするかといった点について具体的に触れていないので、今回は線引きの考え方も交えてもっと具体的にやってみます。 練習モデル ・あるカタログ通信販売のケースです ・単純化するために、累積の顧客数は100人にしました ・2007年の春に通販ビジネスをスタート(現在、2009年秋で2年半になります) ・カタログは4月・7月・10月・1月の年4回発送 ・今までは、累積したすべての顧客にカタログを発送していました (1)顧客データ 分析にかける「顧客データ」は表1です。100人分の、顧客ID・登録日・最終購入日・累積購入金額・累積購入回数で構成されています。 表1