台北松山空港(Taipei Songshan Airport)に到着し、「一国二制度」と書かれた本の表紙を見せながら警察官に連行される台湾の暴力団「竹連幇(Bamboo Union)」幹部、張安楽(Chang An-lo)容疑者(手前右、2013年6月29日撮影)。(c)AFP/Sam Yeh 【7月1日 AFP】台湾最大の暴力団「竹連幇(Bamboo Union、ちくれんほう)」の幹部で、17年間にわたって中国に逃亡していた台湾の最重要指名手配犯、張安楽(Chang An-lo)容疑者(65)が6月29日、17年ぶりに台北(Taipei)に戻り、台北松山空港(Taipei Songshan Airport)に到着したところを刑事警察局と空港警察に逮捕された。 「白狼」の別名で知られる張容疑者は、脅迫や恐喝、密輸、マネーロンダリング(資金洗浄)などの組織犯罪に関与した疑いで指名手配されてい