今年も世界中でいろんなことがあった。その現場をとらえた報道写真はいつでも歴史を鮮明に刻んでくれる。日本のテレビなどでは報じられていないものも多い。2013年、ロイター通信社が配信した、今年を象徴するかのような喜怒哀楽入り乱れた報道写真を見ていくことにしよう。 広告 ■1■ 3月2日、ユタ州ハンクスヴィル郊外の砂漠。火星砂漠研究基地(MDRS)で調査するため、土壌サンプルを集める地図研究家兼ユーロ・ムーン・マースの安全衛生担当ハンス・ヴァント・ウォウド。
国際的人権の尊重が叫ばれている今、あからさまに人種差別を突きつけ、抗議行動を起こすといった大規模な運動は少なくなってきたが、実際には日々の小さな差別が静かに続いている。 ごく普通の人々の中に巣食っている偏見や無知のせいで、無意識のうちに、言葉の中に巧みに悪意が織り交ざってることがある。 これらの微妙な言動は「マイクロ・アグレッション」と呼ばれている。海外生活を送ったことのある人ならば、自分に発せられたその言葉が、褒めているのか?それとも嫌味なのか?その土地ではマイノリティである故に、わからなくなる場合があったこともあると思う。 アメリカの若い写真家、Kiyunは、フォーダム大学の学生たちが見聞きしたちょっとした差別的な言葉や態度について書いたプラカードを掲げてもらいその写真を撮った。 「マイクロ・アグレッション」という言葉は、もともと1970年代に学術的に使われ、少数民族に対する悪意や偏見
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