Visual Studio 2005ではガイド付き最適化(PGO)を行なうことができます。これを行なう過程でプロファイルのファイルが生成されるので、付属のツール「pgomgr」を使うことでそのプロファイル情報を確認することができます。そして、この情報からネックとなっているルーチンを発見することが可能です。今回はこの方法について紹介します。 ガイド付き最適化は、MSDNによると、インライン展開、仮想呼び出し推理、レジスタの割り当て、基本ブロックの最適化、サイズ/速度の最適化、関数のレイアウト、条件付き分岐の最適化、実行されないコードの分離、EH コードの分離、メモリの組み込みなどを行なうと書かれています。 最適化の基本的流れとしては、「インストルメント」→「実行」→「最適化」でしょうか。まずは、ソリューション構成を「Release」にし