【小池竜太】原子力規制委員会は22日、定例会議を開き、日本原子力発電敦賀原発2号機(福井県)の原子炉建屋直下を走る断層を「活断層」と断定した有識者会合の報告書を了承した。原子力規制当局が原発の重要施設の下に活断層があると認めるのは国内で初めて。 日本原電はこれまで強く反論してきたが、規制委は、得られたデータから十分判断できると、主張を受け付けなかった。6月まで続く独自調査で今回の結論を覆すのは極めて難しい情勢。日本原電は、現状では再稼働が見込めない2号機について、廃炉にするかどうかの判断を迫られることになった。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方) 無料会員登録はこちら朝日新聞デジタルのサービスご紹介はこちら関連記事敦賀原発直下に活断層と断定 規制委 廃炉になる公算大(5/15)敦賀原発に活断層断定へ 2号機の廃炉濃厚 規