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インターネットについてほぼ事実として語られていることの中に、「インターネットは核攻撃を受けてもネットワークが死なないようにするために、パケット通信という方法と分散管理ネットワークという考え方を利用している」という話がある。 しかし、本当にそうなのだろうか。これは神話なのではないだろうか。例えば「インターネットの起源」の冒頭では テイラーは……ARPANETをスタートさせた当人だった。 プロジェクト発足の意図は全く平和的なもので、全米の科学関連の研究所にあるコンピュータを相互に接続し、科学者達がコンピュータ上の資源を共有できるようにすることにあった。 とある。 ちょっと調べてみると、インターネットで使用されているパケット通信という考え方は実は2つの経路からほとんど同時に誕生しているということがわかる。 一つ目は核攻撃によっても軍の指揮統制機能を失わせないようにするにはどのようなネットワークを
バーチャルネット法律娘、真紀奈氏が提案されている。 http://opentechpress.jp/opensource/06/07/06/2138220.shtml 権利の二段階保護は、興味深いし、あってもいいと思う。 しかし、真紀奈氏の提案する二段階保護案には問題がある。 問題は、新権利が、著作権法の保護下からは外れるとしている点である。 文学的及び美術的著作物については、ベルヌ条約で規定されている保護が、最低限として認められるべきであって、もし、ベルヌ条約で規定されている保護を下回る保護規定がある法律は、ベルヌ条約に違反するという理由で、日本では制定されないだろう。 先日、みみの会で、白田秀彰先生の講演を拝聴する機会に接したが、白田先生が考える二段階保護は、真紀奈氏の提案する二段階保護案とは異なっているように思えた。 白田先生は、商用目的コンテンツについても、著作権法で与えられる権利
ソフトウェアデザイン編集部です。 非公式・公式で情報発信をすることを含め、本ページは一時的に凍結させていただきます。 35℃を超える連日の猛暑も一段落し、秋風が吹いてきた本日、ちょっと一休みです。 Software Design (ソフトウェア デザイン) 2013年 09月号 [雑誌] 出版社/メーカー: 技術評論社発売日: 2013/08/17メディア: 雑誌この商品を含むブログ (5件) を見る Software Design 総集編 【2001~2012】 作者: SoftwareDesign 編集部出版社/メーカー: 技術評論社発売日: 2013/03/27メディア: 大型本 クリック: 11回この商品を含むブログ (19件) を見る Software Design (ソフトウェア デザイン) 2013年 08月号 [雑誌] 出版社/メーカー: 技術評論社発売日: 2013/07
公認会計士 品川陽子氏 中央青山監査法人・事業開発本部知的財産室。日本公認会計士協会・知的財産専門部会専門委員,経済産業省・産業構造審議会経営・知的資産小委員会委員。共著に『知的財産 戦略・評価・会計』(東洋経済新報社)など。 知的財産の経済的な価値評価を考える際,「唯一の価値は決められない」あるいは「非常に難しい」といわれ,それに伴い評価手法は多岐にわたっている。本連載では,知的財産の経済的な価値についてさまざまな角度から検討し,その価値評価に関する基本的な手法を紹介する。それぞれの手法について事例を織り交ぜて,場面ごとの実務上の課題についても言及する。 本連載の構成は,以下のとおりである。 (1)経済的評価の基本的な考え方 (2)コスト・アプローチ (3)マーケット・アプローチ (4)インカム・アプローチ (5)訴訟における評価 (6)ライセンスにおける評価 (7)研
Congratulations to Disney and Depp! Pirates of Caribbean: Dead Man's Chest has set an opening weekend record of $132 million. Does this mean that the blockbuster is back, contradicting my thesis? Well, first of all I've always said that Hollywood was going to be the last bastion of the blockbuster (most of the hits-in-decline examples I've been focusing on are in music and TV), so I'm not surprise
米Microsoftの不正コピー対策技術「Windows Genuine Advantage(WGA)」を巡るスパイウェア疑惑が騒動になっている。同社はユーザーの懸念の声を受けてWGAプログラムを一部変更したが、集団訴訟が相次いで提起されるなど事態はなかなか収拾しそうにない。WGA技術はWindows Vistaに組み込まれる予定だが、前途多難なスタートとなった。 WGAは、海賊版問題を受けてMicrosoftが2004年に開始したイニシアティブ「Genuine Software Initiative」の一環である。WGAツールはWindows XPユーザーを対象に、OSが正規品かどうかを認証するプログラムで、「WGA Validation」と「WGA Notifications」という2つのコンポーネントで構成されている。 WGA Validationは、PCのハードウェアとソフトウェア
ディストリビューションの大多数はGPLに定められた要件そのものを知らない。にもかかわらずGPLに規定された条項が時に彼らを苦しめることになる。GPLがオープンソースコミュニティーの生産活動に悪影響を及ぼすのだろうか? ウォーレン・ウッドフォード氏はMEPISディストリビューションの設立者であるが、おそらく現在の同氏の心を占めている思いは、最新リリースの仕上げに専念したい、という願いであろう。こうした同氏の希望を妨げているのはFree Software Foundationからの公式通知で、その内容は、MEPISはベースとなったディストリビューション(従来はDebian、現在はUbuntu)からかつて流用したパッケージのソースコードを提供しておらず、これはGNU General Public License(GPL)に違反している、というものであった。ウッドフォード氏はこの督促に従う気ではあ
インターネットの法と慣習 かなり奇妙な法学入門 [ソフトバンク新書] 作者: 白田秀彰出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ発売日: 2006/07/15メディア: 新書購入: 9人 クリック: 223回この商品を含むブログ (151件) を見る ちょっと出遅れた感はありますが、白田秀彰先生の書籍が発売されることとなりましたので、お知らせです。 『Hotwired Japan』の人気連載に大幅な加筆、書き下ろしを加えて刊行するそうです。変化するネット社会を歴史的な観点で捉え、リアル社会との関わりや今後の展望までもを論じた一冊である、との自負があるとのことです。 一部で既に話題となっていて、諸所で紹介されています。 ロージナ茶会の日常を、あなたに:ソフトバンク新書『インターネットの法と慣習』出版 はてブ 雑記帳:[NOTE]インターネットの法と慣習 Noras:[web][books
Filed under backlash, economics Posted on 2006/07/08 土曜日 - 15:20:07 by admin You can leave a response, or trackback from your own site. http://macska.org/article/145/trackback/ 35 Responses - “共感はできても賛同してはいけない「『バックラッシュ!』を非難する」” 匿名 Says: 2006/07/08 - 20:55:01 - > 「なぜバックラッシュに対する感情的な反感が発生するのか」というのは明らかに複数の論文の中心的な課題 えっ、そうだったんですか?わたしゃ買ってないのですが、販促ブログとか読んでて「なぜバックラッシュ(そのものや、それ)に対する感情的な『共感』が発生するのか」解説した論文がたく
インターネットは便利であり,現在の社会生活を営む上で必要不可欠になっているといっても過言ではない。半面,インターネットを悪用した犯罪も増えている。特に最近では,若年層による犯罪が増加し,メディアでも頻繁に取り上げられている。若年層のネット犯罪やネットがらみの事件を防ぐには,家庭での啓蒙やルール作りが重要である。 不正アクセスや有害サイトがらみの犯罪が増加 いわゆる「不正アクセス禁止法」[注1]では,以下のような行為を禁止している。 他人のID・パスワードなどを無断で使用する行為 セキュリティ・ホールを攻撃してコンピュータに侵入する行為 第三者に他人のID・パスワードを提供するなどの不正アクセス行為を助長する行為 注1)警察庁の「不正アクセス行為は処罰されます!」ページ 以上のような行為をおこなって摘発される若者が急増している。例えば2006年5月には,フィッシング詐欺によって他人のIDとパ
少し前に、著名なパロディサイト Onion の "CIA Asks Bush To Discontinue Blog" という記事を翻訳して期間限定で公開したところ、やじうまWatchをはじめいろんなところで取り上げられ驚いたことがあった。 ……という書き方は実は正しくない。件の記事を八木の野郎に教えてもらい、翻訳しようと決めた時点で、これは絶対受けるという確信があったからだ。 良い文章が書けた! と自信を持って公開したものが期待したほど話題にならずにがっくりくることが多かったりするのだが、一方で、ムダに長くウェブサイトをやっていると、「話題になる」、「受ける」コンテンツというのは公開前に大体分かる。今回もそうだった。 しかし予想できなかったこともある。件の Onion の記事を事実だと信じた(と思しき)人が多かったことである。ワタシがざっと調べただけでも、10近くのサイトが騙されていた(
行政学のレポートが返却されたのでリユース。 「日本は官僚が実質的に支配している。なぜならば政策は基本的には官僚が作っているからだ」という見解に対する私の意見は、「政策は基本的には官僚が作っている」ことと「日本は官僚が実質的に支配している」ことの間の因果関係は薄く、「政策は基本的には官僚が作っている」からといって必ずしも「日本は官僚が実質的に支配している」ことにはならないというものである。 ただし政策立案ではなく執行のもつ影響も少なくなく、その点で「日本は官僚が実質的に支配している」という側面があることも否定できないが、本稿の命題とは多少逸れるので指摘するに留める。よって、以下ではこの意見に関する論拠を示していきたい。 まずは「日本は官僚が実質的に支配している。なぜならば政策は基本的には官僚が作っているからだ」という見解に対して検討を加える。この前提として、政治家が政策形成を官僚に委任する方
July 2006 (Ian Delaney wanted to interview me for his new book. I agreed if I could post the answers online.) 1. What have we learned from the dotcom bubble? (Or, what should we have learned?) One thing people learned from the Bubble is to judge startups more critically. Some really bad ideas got funded then. And the investors weren't the only ones who got burned. The people who went to work for t
2.ビジネスリサーチの情報収集 デスクトップ調査 の基本〜アニュアルレポートなど公開情報から… デスクトップ調査 とは、主にインターネットなどを使用して、公開情報を調査して整理・分析を行うものです。「CIAも収集する情報の95%が公開情報」ということで、情報不足とい… 2021.01.28 2021.05.13 1915 view コラム〜リサーチャーの日常 人生を通じてマッチクオリティーを追求する 知識の幅が最強の武器になる という本で初めて知った「 マッチクオリティー 」という言葉は、経済学の用語で、ある仕事をする人とその仕事がどれくらい合っているか、その人の能力… 2021.05.04 2021.05.13 295 view 2.ビジネスリサーチの情報収集 日常的な情報収集・整理術(Feedly+Dropbox) 【 ビジネス 情報収集 と 情報整理 の基本 】いま目の前にあるリサー
青空文庫はしょぼい、という話を書いた。その後、これって不当な言いぐさかな、と思ったり、いや不当じゃないぞ、と思ったり、いろいろ考えてみた。でもって、いま時点での考え。やっぱりしょぼいというのは正当だと思う。そのしょぼさの原因は、あそこに書いた、単純に時代的に古いものばっかという以外に、少なくとも 2 つあって、一つは、青空文庫自身がまだ充分に考えていないところがあるという点で、そしてもう一つは、いまの日本の文化状況(わおぅ、大きく出やがったな)という点だ。 1. なにができるのか。 註記: この部分は、青空文庫が使用条件を整理してくれたおかげであてはまらない部分が多くなっていて、いまでは歴史的な意義のほうが強いことには留意してほしい。 青空文庫が、新潮社とちょっとトラブった一件がある。新潮社が、夏目漱石のテキストデータを提供してくれて、それを青空文庫で公開したんだって。そうしたら別の出版社
当ブログともつきあいのあるブログ;深夜のシマネコ さんが、「バックラッシュ」を非難し、ついでに彼を養ってくれるお嫁さんを募集してはる。 http://www.journalism.jp/takagi/2006/07/post_136.html 弱者男性のほうが、弱者女性よりも生きにくいというのは女性問題軽視または見落としではないか、主観的な弱者意識が認識をくもらしている。この点は立場が違うと言っておこう。 フェミニズムとのかかわり だが、プレカリアートの立場のものが、研究者/教員を中心とするフェミニズムに違和感・被排除感を抱くのは、理解できる。 かつてわたしはフェミニズムの著作の熱心な読者だった。1980年代、十代半ばで小倉千賀子の講演会に行き、フェミニズムやゲイのコミュニティに出入りしていた。その方面の同人誌・ミニコミ誌も読み漁った。 そこで味わったのは、上流・上層の話にはついてゆけない
The patent code is available here The trademark code is available here These verses describe All the copyright code Of the U. S. of A. Written down as an ode Some detail is lost As you might have expected A brief note about some Of what was rejected For most of the things That you aren't to do There's always exceptions In one case or two Most often a teacher Can break all these rules In order to t
不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 ブログ・ミームズなるサイトを見つけました。 ブログ・ミームズ:http://www.blogmemes.jp/ とりあえず、ニュースを投稿して、投票による人気度を計るって意味で、diggの日本版なんでしょうか? まだ、できたばかりで、あまり知られていないせいか、投稿されたニュース数も、投稿者としての登録ユーザー数もあまり多くないようです。 下の画像は人気順ですが、最高でも13票しか投票されていないですからね。 とはいえ、diggの日本版ってできないかな?と思ってたので、今後に期待です。
動画と音声の再生には、プレーヤーソフトウエアのWindows Media Player(無料)、Adobe Flash Player(無料)が必要です。右のボタン画像をクリックし、手順に従ってインストールしてください。
話題のGoogleだが,関心は検索や地図をはじめとした技術面,あるいはビジネスモデル面,はたまた“社会的な影響”に集中しがちだ。だが,少し違った角度からGoogleに着目する人がいる。サイボウズ・ラボの畑慎也社長である。 サイボウズ・ラボはグループウエアの主要ベンダー,サイボウズの研究開発子会社である(サイボウズ・ラボ設立時のITpro記事)。サイボウズのような新興ソフト会社が研究開発子会社を設けるケースは国内では珍しい。現在,ラボの中心メンバーは畑社長をはじめ8人。オープンソースやフリーウエアで実績のある開発者も名を連ねる。 畑社長が着目するのは,ソフト技術者にとってのGoogleの「居心地の良さ」だ。先日,ある取材で畑社長にお会いする機会があり,話題はソフト技術者の人材確保,労働環境や地位向上にまで及んだ。その際,畑社長はこんなことを言った。「大げさかもしれないが,日本の優秀な技術者は
About This Poll SF Gate polls are strictly surveys of those who choose to participate and are therefore not valid statistical samples. Our poll software uses a variety of methods to ensure that only votes determined to be valid are tabulated. When this determination cannot be made, we may not process your vote. No actions are taken by SF Gate as a result of the polls. Close It was. Paige's parents
えー、一応「あいてー」関連の研究者なので、毎日数多くのWebページを閲覧し、様々な情報を収拾しているいぐっちです > 挨拶 以前はSleipnirの「このフォルダを開く」を使って、定期的に周回するサイトをどばばば〜っと一括表示させ、その後一つ一つをチェックしていくなんてことをしておりました。 しかし、時代は「うぇぶ つー ぽいんと おー」です。 数ヶ月前より、livedoor Reader なんぞを投入。 定期的に周回するサイトを登録しておけば、あとはこいつで情報をすべて一括管理です。 まさに、RSSリーダ様様でございます。うはははは〜 ちょっと目を離すと(e.g. 週末)、あっという間に未読記事数がひどいことになる罠(泣) 月曜の朝から「未読: 600」とか言われると、正直激しく (´・ω・`)ショボーン なわけですが。 しかし、アレです。 おいらには、さらなる強力なうぇっぽんが。 そ
1 はじめに クリントン政権が情報スーパーハイウェイ構想を掲げたことで、電子ネットワークは遽に一般の人々の注目を集めるようになっている。なかでも、全世界的情報基盤(Global Information Infrastructure) として事実上機能しているインターネットは、その本来の利用目的である研究者同士の情報交換のみならず、現在は商業利用の可能性が模索され、産業界のインターネット利用が増大しつつある [1]。 インターネットは1960年代末に研究者同士の情報交換のために実験が始まった ARPAnetに起源を持つ [2]。それから、現代までの約30年間には、当初からの利用者たちによって独特の倫理、道徳、思想、慣習法とでも言えるような漠然とした規範が形成されている。こうした電子ネットワーク上の先住者たちとでも言えるような人々、すなわちハッカーたちの規範と、後から参入してきた現実社会の規範
今夜ののNHKスペシャル「テクノクライシス」で「サイバー犯罪」を扱っていた。もともとNHKの番組に最新情報を期待してはいないが、スパイウェアやフィッシングの解説から始まって、去年のクレジットカード情報の盗難事件を紹介したあと、番組のハイライトが、ロシアのハッカーをFBIがおとり捜査で逮捕した5年前の事件というのは、話が古すぎるのではないか。これでは、私が昔つくった番組と変わらない。 日本で「ハッカー」という言葉を(悪い意味で)定着させたのは、1985年のNHK特集「侵入者の夜」である。この番組は、NewsWeekの"The Night of the Hackers"という記事をモチーフにしたものだが、hackerという言葉をどう訳していいのかわからなかったので、番組では「ハッカー」とそのまま使い、タイトルでは「侵入者」と訳した。おかげで、日本ではハッカー=犯罪者というイメージが定着してし
「シリコンバレー精神―グーグルを生むビジネス風土」(ちくま文庫、640円)が、8月10日に発売されます。アマゾン、紀伊国屋での予約販売が始まりました。 シリコンバレー精神 -グーグルを生むビジネス風土 (ちくま文庫) 作者: 梅田望夫出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2006/08/10メディア: 文庫購入: 25人 クリック: 263回この商品を含むブログ (241件) を見るhttp://bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/wshosea.cgi?W-NIPS=YK-0003130 僕は、著作を量産するタイプではないので、本を出版する機会があれば、できるだけ丁寧な仕事をすべく心がけていますが、前著「シリコンバレーは私をどう変えたか」の文庫化が決まって悩んだのは、ちょうど五年前(2001年8月10日)に出た前著に何を増補すれば、この本をいま読
個性の異なる複数の映画を運用対象にする著作権運用型ファンド、JDC信託 ジャパン・デジタル・コンテンツ信託(JDC信託)は7月6日、個性の異なる複数の劇場用映画を運用対象とする著作権運用型の金融商品「シネマ信託~製作者ファンド第1号~」の取り扱いを開始すると発表した。信託契約代理店である三菱UFJウェルスマネジメント証券を通じて7月18日から申し込みを受け付ける。 国内の映画製作会社4社が、2006年から2007年に手がける劇場用作品の著作権をJDC信託へ信託。その信託受益権を同ファンドに売却し、それぞれの事業資金を調達する。信託期間は4年間。ファンドの出資者は、各作品の著作権から上がる利益に応じて、配当を受けられる。 ファンドには、ジャンル、観客層の異なる複数の作品を組み入れるという。参加する製作会社は、村上春樹原作の「トニー滝谷」などを手がけたウィルコ、深田恭子主演の「下妻物語」
野口英司編著『インターネット図書館 青空文庫』(はる書房) 野口英司編著『インターネット図書館 青空文庫』 言わずと知れた、著作権切れの作品をインターネット上で公開する電子図書館青空文庫についての本である。正直言って、本書を買ったのは、本書編纂時点での青空文庫で公開されている全作品を収録した DVD 目当てだった。更に書けば、以前より敬意を払い、またお世話になったプロジェクトへのせめての恩返しになればという、考えてみれば思い上がった気持ちで購入した書籍である。しかし、本の中身もなかなか面白かった。この手の活動に興味のある方はもれなく読むことをお勧めします。 青空文庫の立ち上げと発展の歴史を辿る第一章「青空文庫ものがたり」は予想通りためになったが、意外に(と書くと失礼だが)第二章「青空の本をつくる人びと」が面白かった。 こうした一見見返りのないように思えるプロジェクトに参加する人たちの動機に
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