金足農業、最後の打球がライトへ上がった。白球をつかんだ大阪桐蔭の選手たちが、グラウンドの真ん中に歓喜の輪をつくる。 【写真】清原和博が甲子園で輝いていた頃の無垢な表情。 その瞬間、清原氏は立ち上がり、何かに引き寄せられるかのように身を乗り出した。かつてのPL学園に代わって最強の称号を手にする大阪代表校、すべてを出し切った秋田の県立校、そして拍手に包まれる甲子園球場、スタンド最上部から、それらを食い入るようにじっと見つめていた。 清原氏はなぜ、甲子園へきたのか。何を求めてきたのか。 「甲子園に行きたいです。100回目の夏、甲子園に行けたら、何か変われるかもしれない。そう思うんです――」 清原氏から、最初にその言葉を聞いたのは去年の終わり頃だったと記憶している。 覚醒剤取締法違反で逮捕されてから2年が経とうとしていた。薬物依存症と、それに伴う鬱病はかつての英雄を別人にしていた。 朝起きて、布団
「あの日以来、目の下はクマで真っ黒。重度の糖尿病で酒も飲めず『オレのせいや……』と夜な夜な泣きじゃくっているそうです」 清原和博(49歳)の近況を知人男性はこう語る。 清原に唯一残った「タニマチ」だった飲食店オーナー・I氏が自殺したのは4月8日のこと。 数日後にI氏の出身地である愛知県内で営まれた通夜に参列するため、久々に公の場に姿を見せた清原の頬はこけ、目は虚ろだった。 「式場に入ってきた清原さんは、最初こそぼーっと立ち尽くしていましたが、遺影の前に立った瞬間から肩を震わせてむせび泣いていました。焼香の列に一緒に並んだ人が立ち去ってもなお、Iさんの下の名前を呼びながらじっと手を合わせ続けていたのが印象的でした」(式に参列した女性) それもそのはず、逮捕以降、周囲のあらゆる人に見放された清原をひとり支え続けていたのがこのI氏だった。 「現役時代から清原の大ファンだったIは、保釈後に清原が住
「後見人」突然の急死に大ショック! 清原和博氏に迫る“暴発”の危険性「繁華街で常軌を逸した飲み方」目撃談も 清原和博氏が、涙に暮れた。 8日、清原氏と長年にわたって“盟友”関係だった男性A氏が自宅で急死。A氏は直前まで友人らと酒を飲んでおり、周囲にとっても突然の出来事だったという。死因は自殺とみられている。 A氏と清原氏の関係は深い。昨年、清原氏が覚せい剤取締法違反で有罪判決を受けて保釈された際に、運転手を買って出たのがA氏だった。都内で飲食業を営むA氏は、2015年には清原氏にブログを開設させたこともあり、まさに“世話人”といった関係だったという。 「清原氏が保釈後に千葉の病院に入院したとき、張り込みをしていた記者たちに高級焼肉弁当を配ったことで話題になった人物で、マスコミの間では有名人でした。仲間のいる宮古島に誘って、島で生活の面倒をみていたのもA氏です」(スポーツ紙記者) 12日に行
昨晩放送されたTBS「ニュースキャスター」という番組で、清原さんのインタビューが流され、Twitter等で話題になっておりますので、本日は、あの番組から読み取れる範囲の、清原さんの回復について、私なりの見解を書きたいと思います。 あの番組の中で、清原さんは回復を示す重大な言葉を、いくつか発せられていました。 まず、一番のポイントは、「現在は、覚せい剤はやめられているんですか?」 というインタビュアーの質問に対し、清原さんは、「やめられたという言葉は言いづらいんですけれども、今日は使わなかった・・・という一日一日の積み重ねですね、今は。」とおっしゃっていました。 これは一般の方がお聞きになると、 「はっきり二度と使わないと言わんかい!なんか頼りないなぁ~。」と思われるかもしれません。 けれども、その強い決意表明こそが依存症の否認であり、依存症治療の第一歩は「自分の意思だけではやめられなかった
神戸マラソンで男子一般参加の清原和博が堂々の4位。プロ野球で活躍した強打者と同姓同名の25歳が快走を見せた。 神戸市出身。西武で活躍していた清原氏のファンだった父が「和博」と名付けた。神戸市立丸山中で野球部に入ったが、レギュラー入りできず、「こんな名前なのに野球はへたくそで…」と、少年時代は気後れしたという。 清原氏のような長距離砲にはなれなかったが、20歳を過ぎて長距離走で花が開いた。仕事の傍ら趣味でランニングを始めると、ぐんぐんタイムが伸びた。「速い選手についていけるようになった」と、市民マラソンに挑戦した。 神奈川県相模原市でジムのインストラクターを務めながらマラソン練習に励み、神戸マラソンでは2014年に31位、15年は16位。今回は自己ベストの2時間27分38秒で4位に食い込んだ。「年々タイムが上がっている」と笑みを浮かべる。 170センチ、56キロと同姓同名の清原氏とは似ても似
スポーツ総合誌「Number」8月10日発売号の編集後記。Twitter上で拡散され、話題になった。 本誌に込められた清原への思いとは。BuzzFeedは、Number編集部を訪ねた。【BuzzFeed Japan / 播磨谷拓巳】 ** 拝啓 清原和博様 1985年の夏、高校一年の私は父のクルマの中で編入試験の合格発表を待っていました。ラジオからPL対宇部商の中継が流れています。 「ここでキヨハラが打ったら、俺も受かる……」。 次の瞬間、あなたはホームランを打ちました。甲子園はキヨハラのためにあるのか。 次の打席も、あなたはホームランを打ちました。以来、あなたのホームランに、一体どれだけ励まされつづけたことか。 今回、PL時代にあなたが甲子園で打った13本のホームラン、その対戦相手すべてに話を聞きました。みな、あなたと真剣勝負をした記憶と、あなたと同世代に生きたことを誇りにしておられまし
2016年3月17日 18時59分 リンクをコピーする by ライブドアニュース編集部 ざっくり言うと 河合じゅんじ氏が被告に寄せた漫画「いつかのホームラン」が話題だ 「かっとばせ!キヨハラくん」の代作としてコロコロアニキに掲載されたもの Twitterでは、「ぼろぼろ泣いた」「清原に読んでほしい」との声があがった 「かっとばせ!キヨハラくん」などの作品で知られる漫画家の河合じゅんじさん(56)が、覚せい剤取締法違反で起訴された元プロ野球選手・被告に寄せた「アンサーコミック」がいま、ネット上で大きな注目を集めている。 タイトルは「いつかのホームラン」。ツイッターには、「ぼろぼろ泣いた」「作者の想いがひしひしと伝わってきた」との感想が相次いで寄せられている。 「いろいろ考えて、こういう漫画にしました」河合さんの描き下ろし漫画「いつかのホームラン」は2016年3月15日発売の漫画雑誌「コロコロ
元プロ野球選手の清原和博容疑者(48)が覚せい剤取締法違反(所持)の疑いで逮捕されたことに対し、大阪・PL学園の同級生で巨人でもチームメートとしてプレーした桑田真澄氏(47)は4日、巨人のキャンプ地、宮崎市で「野球にはピンチになれば代打やリリーフはいるが、自分の人生に代打やリリーフはいない。現役時代、数々のホームランを打ってきた男。自分の人生でもきれいな放物線を描く逆転満塁ホームランを打ってもらいたい」と、復活への期待を口にした。 【写真】4日、東京地検に送検された清原容疑者 桑田氏は清原容疑者と、2~3年前に既に連絡を取らなくなっていたことを明かした。それまでは清原容疑者に「スポーツマンである以上、暴力、ドラッグからは遠い存在でいるべき」などと「小姑のように言い続けてきた」という。しかし3年ほど前、清原容疑者から「一切関わらないでくれ」と言われ、「お互い大人だし、おまえがそう言うならそ
【薬物逮捕でアウト!番長の転落と闇(1)】ついに「Xデー」が訪れた。西武、巨人などで活躍した元プロ野球選手の清原和博容疑者(48)が2日、覚醒剤取締法違反容疑で現行犯逮捕され、球界はもとより各方面に衝撃が広がった。同日午後8時48分ごろ、都内の自宅で覚醒剤を所持していた疑い。引退後はタレント活動も行ってきた“球界の番長”はかねて薬物疑惑がささやかれ、昨年には逮捕間近との情報も飛び交った。最近はテレビ出演も増え、疑惑は払拭されたのかと思われていた中での電撃逮捕。その裏には、清原容疑者がテレビで自信満々にしゃべったひと言が…。「清原VS警視庁」の“暗闘”を独占リポートする――。 やはり違法薬物と手を切ることができなかったのか? 清原容疑者は港区の自宅マンションで覚醒剤約0・1グラムを所持していたとして現行犯逮捕。警視庁は同日、自宅を家宅捜索した。 「女性と一緒に暮らしていたという情報がある」(
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