ベルリン自由大学で人工知能を研究するRaul Rojas教授が、ハンドルを操作することなく脳の働きで制御できる車を披露したとのこと(ieee spectrum記事)。 iPhoneやiPad、視線トラッキング装置などをインターフェイスに取り入れた車は「MadelnGermany」と名づけられ、知能としてアプリケーション「BrainDriver」が開発されたそうだ。まだ路上を走る段階ではないとのことだが、ベルリン・テンプルホフ元飛行場で試験走行を行ったところ、ドライバーの思考のままに車が走行したそうだ。 目の動きと実際の制御に若干のタイムラグがあるものの、改良されていけば、身体に障害をもった人達の行動範囲が広がるなど人の役に立つことが期待されているという。