ロシア軍と親ロシア派の支配下で激しく損壊したマリウポリの建物/Leon Klein/Anadolu Agency/Getty Images (CNN) ロシア軍が先に掌握を宣言したウクライナ南東部の要衝マリウポリの市議会は7日までに、侵攻したロシア軍が2カ月の間に殺害した住民数は第2次世界大戦時のナチス・ドイツ侵入で同市が2年間で被った犠牲者数の2倍相当になると主張した。 市議会によると、ボイチェンコ市長はナチスが2年間で殺した市民は約1万人、ロシアの占領者たちが死に追いやったのは2万人余と説明。ロシアにより強制的に追放などされた住民は4万人余とした。 CNNはこれら数字の真偽を独立的には確認出来ていない。 ロシア軍の制圧が進んでいるとされる同市に残留する住民はまだ多数いる。 市議会は声明で、ロシアはヒトラー配下の軍が占領時期にしたように多くのウクライナ市民の不法移送を実施したとも主張。同