検閲反対のスタンスで知られるハッカー集団、Cult of the Dead Cow(cDc)が、グーグルの検索エンジンを、使い勝手のいい脆弱性スキャナに変える新ツールをリリースした。 ジョニー・ロング氏の「Google Dorks」――機密情報を見つけるための検索クエリ――にヒントを得たcDcの「Goolag Scan」は、さらに限界に挑み、Windows GUIベースのスタンドアロン検索アプリケーションを提供している。 オープンソースのGoolag Scanには、脆弱なWebアプリケーション、設定ミスでバックドアが開いているWebサーバ、ユーザー名とパスワードなど、インターネット上で誤ってさらされてしまっている文書を検索するための約1500種のカスタムGoogleクエリがデフォルトで組み込まれている。 「Webがプラットフォームであることは明白だ」とcDcの広報担当オクスブラッド・ラフィ