新潮社は7月1日(月)、小野不由美さんの短篇集『丕緒の鳥(ひしょのとり)』を新潮文庫から発売しました。価格は620円(税込)。「十二国記」シリーズの新刊で、書き下ろしを含む全4編の短編小説を収録しています。 ▽ シリーズ作品紹介|小野不由美「十二国記」新潮社公式サイト 『丕緒の鳥』に収録されているのは、「丕緒の鳥」「落照の獄」「青条の蘭」「風信」の4作です。表題作の「丕緒の鳥」は『yom yom』(新潮社)の2008年3月号に、「落照の獄」は同誌の2009年10月号に掲載された作品。「青条の蘭」と「風信」は、書き下ろしです。「十二国記」シリーズのオリジナル短篇集が発売されるのは、2001年に刊行された『華胥の幽夢』以来12年ぶりです。 「十二国記」シリーズは、小野不由美さんによるファンタジー小説です。新潮社は2012年7月から、新装版を刊行しています。 丕緒の鳥 (ひしょのとり) 十二国記