Twitterではユーザーが死去した際、家族や知人がアカウントの削除や公開ツイートの保存などを選択できるようにする「亡くなられたユーザーに関するご連絡」という機能が用意されている。しかし、この機能はほとんど使われていないようだ(Business Media誠の記事)。 この機能が追加されたのは2010年8月。2年間の適用実績は非公開だが、この半年の依頼件数は世界全体で0件だという。依頼に必要なのはアカウント情報のほか、依頼者と該当アカウントの関係を示す書類や死亡を確認できる情報など。Twitterではアカウントと現実の人物を結びつけることを強制していないことから、該当アカウントの本人確認が困難なケースも少なくないという。また、遺族がユーザーのアカウントにログインして最後のツイートを送ることをTwitter側が容認している点も、依頼の少なさにつながっているようだ。