日本維新の会の吉村洋文代表(大阪府知事)は15日、前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏が同日、地域政党「再生の道」を発足し、今夏の東京都議選に候補者を擁立する方針を示したことについて「面白いし期待している。石丸さんとは価値観を共有しており、新党との連携というか、参加の可能性を前向きに考える」と述べた。記者団の取材に答えた。 兵庫の斎藤知事、石丸新党に言及「新しい政治勢力立ち上げ、尊重したい」 石丸氏は同日、6月下旬に想定される都議選の全42選挙区で、再生の道の候補擁立を目指す方針を公表。党の綱領は「多選の制限のみ」で、任期は最長2期8年とするほか、他党との掛け持ちも認めるとした。 昨年末に石丸氏と対談した吉村氏は、再生の道が掲げる多選制限の方針について「めちゃくちゃ面白い。石丸さんが言っていた『政治屋を一掃する』という考えと相通ずる。維新内部にもこうした声はあるがここまで踏み込めていない」と評