kagami 「 オタクであることはなぜ恥ずかしいのか」http://d.hatena.ne.jp/pikarrr/20060524の構造分析についてはその通りだと思いますが、オタクアニメの本質的なものがセカイ系というのは、作品ごとのケースバイケースではないでしょうか。確かにセカイ系のアニメも多いのは事実ですが、AIRなどは明らかにセカイ系とは対極にあるものですし(前世での罪の責任を取って死ぬ)、今期のアニメでも、「ガーゴイル」(門番としての義務と責任を果たす)「ゼーガペイン」(幻の世界であることを受け入れた上でのその世界への責任の取り方)「西の善き魔女」(社会秩序と個人倫理の対立)「彩雲国物語」(ノーブレス・オブリージュ)「獣王星」(サバイバルへの意志)など、セカイ系でくくれないオタクアニメは山ほどあるかと思います。ただ、セカイ系がオタクに人気があるのは、確かでしょうね…。 pikarr