サッカーW杯ロシア大会アジア2次予選グループA、マレーシア対サウジアラビア。発煙筒が投げ込まれたピッチの様子(2015年9月8日撮影)。(c)AFP/MANAN VATSYAYANA 【9月9日 AFP】8日に行われたサッカーW杯ロシア大会(2018 World Cup)アジア2次予選のマレーシア対サウジアラビアの一戦で、観客が発煙筒を投げ込むなど妨害行為をはたらき、試合が中止に追い込まれる事態が起きた。 事件が発生したのは、マレーシアが1-2とリードされて迎えた試合終盤だった。――後半43分、過激サポーターグループの「ウルトラス・マラヤ(Ultras Malaya)」が、オレンジ色の煙を上げる発煙筒を大量に投げ込み、会場のシャー・アラム・スタジアム(Shah Alam Stadium)のピッチには、花火の爆音も鳴り響いた。 両チームの選手と審判団は、警護されながら控室に下がり、サウジアラ