インターネットの好ましからざる未来を止め、生成力を保つことはできるのか 2008年6月25日 IT コメント: トラックバック (0) (これまでの yomoyomoの「情報共有の未来」はこちら) 本連載の第1回「書籍とクリエイティブ・コモンズとコンテンツの未来」で、Creative Commons のライセンスを適用した書籍について書きましたが、その後の同様の試みを取り上げたいと思います。 これも本ブログの「「自由の真の代償」と「自由の真価」 ~ サイバースペース独立宣言を越えて」で取り上げた『Access Denied』の著者の一人であるジョナサン・ジットレイン(Jonathan Zittrain、WIRED VISION ではジョナサン・ジットレンという表記も多いようです)の新刊『The Future of the Internet and How to Stop It』が発売されて
ニュースレターNo.26/2004年3月発行 特集1:インターネットのガバナンスとは? 1. 何を意味する言葉か ガバナンス(governance)という言葉を英和辞典で引くと管理、支配といった言葉が出てきます。ですが、誰か特定の個人や団体がインターネット全体を一元的に管理しているかと言えば、現状ではそうなっていません。インターネットのこれまでの発展を支えてきたのは、長年の技術者の努力と創意工夫の積み重ねであると言ってよいと思いますが、発展の過程で先駆的な技術者達は、特定の権威者による中央集権的な統制の仕組みがなるべく少なくなるような技術標準を指向したようであり、そのような方向性はある程度まで成功したと言えるでしょう。そのために、現状のような一元的な管理者がいない、言い換えれば誰が最高責任者(機関)なのか不明確な状態になっているわけですが、そのような不明確な状況も含めて、インターネットの運
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