STAP細胞の論文問題で、9日午後に行われる小保方(おぼかた)晴子氏の会見。小保方氏は、3月中旬に結成された弁護団の支援を受けている。大阪弁護士会に所属する4人の代理人弁護士は、偽装問題や知的財産などに詳しい「プロ集団」として、理化学研究所と対峙(たいじ)する。 このうち三木秀夫弁護士は、昨年10月に発覚した阪急阪神ホテルズ(大阪市)のメニュー虚偽表示問題で第三者委員会の委員を務めた。平成19年には、同市の高級料亭「船場吉兆」(廃業)で食材の使い回しや産地偽装などが発覚した事件で代理人を務め、女将(おかみ)の謝罪会見にも同席。社会的に注目を集めた場に登場した経験を持つ。 8日の会見に同席した室谷和彦弁護士は、特許や著作権のトラブルなど、知財問題のエキスパート。片山登志子弁護士は消費者問題に明るく、さまざまな消費者被害救済に取り組んできた。藪野恒明弁護士は、24年度に大阪弁護士会会長を務めた