4月17日、企業が環境配慮しているかのように見せかける不正行為「グリーンウォッシング」について、アジア太平洋地域で取り締まりの強化を求める動きが強まっている。写真は地球のイラストが描かれたマスクを着ける女性。昨年9月、韓国ソウルで撮影(2023年 ロイター/Kim Hong-Ji) [香港 17日 トムソン・ロイター財団] - 企業が環境配慮しているかのように見せかける不正行為「グリーンウォッシング」について、アジア太平洋地域で取り締まりの強化を求める動きが強まっている。韓国では1月、虚偽や誇張した環境配慮を掲げる企業に罰金を科す法案を域内で初めて立案。企業の環境配慮の取り組みを巡る信頼性や、温暖化ガスの排出を実質ゼロ(ネットゼロ)にする目標に対する監視の目が厳しくなっている。 韓国では同法案立案に先立つ2021年、液化天然ガス(LNG)事業で「CO2排出ゼロ」をうたったことはグリーンウォ