2023年8月15日(現地時間)、ドイツ・ベルリンの大麻博物館で、職員が箱の中で育つ大麻の植物を見せている。[写真 AP=聯合ニュース] ドイツ政府が昨年、嗜好用大麻を合法化したところ、中毒患者が急増したとドイツの「南ドイツ新聞(ジュートドイチェ・ツァイトゥング)」が17日(現地時間)、報じた。 報道に引用された保険会社KKHの資料によると、昨年、急性中毒や禁断症状、精神疾患など大麻関連の症状で治療を受けた患者は25万500人で、2023年より14.5%増加した。人口1万人あたり30人の割合だ。年齢層別では、25~29歳が人口1万人あたり95人で最も多く、次いで45~49歳が45人だった。 KKHは「過去10年間で診断件数が最も多く、年間の増加幅も近年で大きく跳ね上がった」と明らかにした。 ドイツ中毒撲滅本部(DHS)は「大麻中毒で入院した患者数は2000年に比べて7倍に増えており、現在で
