俳優の哀川翔さんが、観光客の減少が著しい新潟県佐渡島を救おうと立ち上がった。5月16日から全国公開される新作映画「Zアイランド」の主演として昨年6月から約1カ月間、おもに佐渡で撮影をしつつ、趣味の釣りを楽しんだ経緯から「佐渡観光さかな大使」に任命された。哀川さんは、「今年中には絶対釣りに来ます」と誓った。 映画はお笑いコンビ・品川庄司の品川ヒロシさんが監督を務めた。哀川さんは抗争に敗れたやくざの元組長役。家出をした弟分の娘を探しに向かった島が、疫病によってゾンビであふれていたとの設定。撮影には島民ら延べ2千人がゾンビ役などで協力し、加茂湖の樹崎神社など島内各所でロケがあった。 18日に佐渡であった先行上映会に、哀川さんと共演者で主題歌を歌う音楽グループ・湘南乃風の「RED RICE」さんが駆けつけた。舞台あいさつで島民の協力に謝意を示しつつ、撮影の合間に「良い漁場があるよ」と言われて釣りを