取材ノート０９：再生なるか「肥薩おれんじ鉄道」　客少なく、累積赤字増加　／鹿児島 - 毎日ｊｐ(毎日新聞)

取材ノート０９：再生なるか「肥薩おれんじ鉄道」　客少なく、累積赤字増加　／鹿児島 - 毎日ｊｐ(毎日新聞)

◇存続の鍵はＪＲと国の支援 ０４年３月、九州新幹線の部分開業と同時に開業した「肥薩おれんじ鉄道」（...概要を表示 ◇存続の鍵はＪＲと国の支援 ０４年３月、九州新幹線の部分開業と同時に開業した「肥薩おれんじ鉄道」（本社・熊本県八代市）。鹿児島、熊本両県や沿線市が出資した第三セクターだが、累積赤字は積み重なる一方だ。今年度から、国の補助事業を活用した３年間の「再生プラン」に取り組む。だが、ＪＲが社員出向を約束した「１０年」も折り返し地点を過ぎるなど、先行きは厳しそうだ。【福岡静哉】 「赤字会社になったことを深くおわび申し上げます」。１４日、鹿児島市であった「沿線地域公共交通活性化協議会」で嶋津忠裕社長が陳謝した。６月末に退任。後任には旅行代理店役員の古木圭介氏が就任予定だ。 乗客数は、見通しの「２４３万人」を大幅に下回り、１６０万～１８０万人台。赤字も年々膨らみ、累積赤字は６億８２００万円（０７年度決算）。内部留保金は０７年度でほぼ底をつき、０８年度、鹿児島県側の非沿線自治体などが積み立てた「経営安定基金

• 鉄道