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就職氷河期問題とソ連崩壊について
就職氷河期問題が起きたのは、1990年代中盤期から2000年代初頭の時期にかけてである。 これは1... 就職氷河期問題が起きたのは、1990年代中盤期から2000年代初頭の時期にかけてである。 これは1991年にソ連が崩壊して少し経過してから始まった問題である。 ソ連が続いてた1991年までは、日本でも共産主義革命が起こる可能性が無いとは言えなかった。 なので冷戦期では、日本の政治も行政も企業も「労働者」に対して配慮をしなければならなかったのではないか。 戦後日本は「完成した社会主義国」なんて言われていた時期もあったよね。 しかしソ連が崩壊して中国共産党が資本主義を取り入れたことによって、日本では共産主義革命が起こる可能性は限りなくゼロになった。 企業は労働者に対して一切配慮する必要がなくなったし、なぜかソ連崩壊を契機に労働組合も弱体化したので気にする必要がなくなった。 今考えてみると、ソ連崩壊と氷河期問題の二つは因果関係があったと言えるのではないか。