格ゲー最盛期にあたる26年前、ゲームセンターのアルバイトしていた学生の頃。 働いていた店には他の多くの店と同様にコミュニケーションノートがあった。 このゲームが良い、このキャラで永パが見つかった、この絵最高、次はいつ来る、笑いを狙ったコラなど、SNS的な役割を担っていた。 ある日から、解読不能な長文と絵、結びに掲題の台詞を添える書き込みをノートに残す男が現れるようになった。 荒らし。2chでもSNSでもポピュラーなそれはしかし、書き込む本人が実店舗に現れる点がネットと異なった。 やがて「←これ何?意味不明」「消えろ」などの返信が付き始める。幸い、現場での揉め事にエスカレートする事はなかったが、 店側も要注意人物としてマークはしていた。程なくして、さようなり~の頻度は減り、ついには消えた。 時が経ち、事を弁え周囲に配慮を尽くしても、誰かしらに意味不明と揶揄されたり、消えろと聞こえるように言わ