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色街の女から「男に手切れ金を請求する手紙」の代筆を頼まれて…極悪人と呼ばれた社会主義者たちによる“売文社”の仕事 | 文春オンライン
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色街の女から「男に手切れ金を請求する手紙」の代筆を頼まれて…極悪人と呼ばれた社会主義者たちによる“売文社”の仕事 | 文春オンライン
『パンとペンの事件簿』(柳広司 著)幻冬舎 辛口評論家などといわれた私の本を読み、「この辛さを、音... 『パンとペンの事件簿』(柳広司 著)幻冬舎 辛口評論家などといわれた私の本を読み、「この辛さを、音で味わってみたい!」と講演を聴きに来て、「金属性の声に違いないと思いきや、マイクに乗って届いてきた声は、やわらかい木のような、どちらかというと木管楽器の響きさえ感じられた」と評した人がいる(林田スマ『ことばの花束』より)。 本書に登場する当時の社会主義者、通称シュギシャは私以上にそう思われていたのだろう。 幸徳秋水をはじめ12人の仲間が国家によって縊り殺された後、残された堺利彦や大杉栄、そして荒畑寒村らは、売文社によって「冬の時代」を生き延びた。 この小説はそれを発案した堺を中心に描かれているが、堺の人となりと生き方からは木管楽器の響きが聞こえてくる。ミステリーの要素をまじえてシュギシャを踊らせる作者のペンにその響きがあるのである。 文を「売る」という行為に、ヒステリックに反発するシュギシャも