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スローボート
スローボートの就航です。本や映画の話題のさいしょは淀川長治、蓮實重彦、山田宏一『映画となると話は... スローボートの就航です。本や映画の話題のさいしょは淀川長治、蓮實重彦、山田宏一『映画となると話はどこからでも始まる』(1985年勁文社)を採り上げてみます。お三方の鼎談本はほかにもあるけれど、この書名で決まり。 ここで主旋律を奏でるのは淀川長治さん(1908-1998)。蓮實、山田の両氏はよき伴奏者かつ編集者で、念のため申し上げておくと伴奏も編集も創造にほかならない。 素晴らしい伴奏者と編集者を得て淀川さんのおしゃべりが快調だ。淀川さんのおしゃべり本は親しみのあるいっぽうで口調つまり文体に変化が乏しく単調に傾きやすい憾みがある。対談や鼎談はその難点を救うひとつの方法で、良質の絡みやツッコミが淀川さんから話を引き出し、引き立てる。とはいえあの淀川さんに絡みやツッコミを入れられる人はざらにはいず、蓮實、山田のおふたりはその意味で貴重な存在なのだ。 といったところで本書の魅力を思いつくまま
2010/11/10 リンク